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  • 文学部哲学科
  • 哲学専攻

松波 直弘 MATSUNAMI Naohiro

日本思想史 / 教授

1976年生まれ

略歴

1999年3月 学習院大学文学部哲学科卒業 
2000年3月 学習院大学人文科学研究科哲学専攻博士前期課程終了
2002年3月 学習院大学人文科学研究科哲学専攻博士後期課程終了
2008年4月 学習院大学文学部哲学科非常勤講師
2011年4月 学習院大学文学部哲学科助教
2013年4月 学習院大学文学部哲学科准教授
2022年4月 学習院大学文学部哲学科教授に着任、現在に至る。

研究分野

限定的な研究テーマとしては、曹洞宗の道元とその弟子たち、および鎌倉時代の禅宗を中心に、日本への禅宗の定着と展開を思想史の視座から読み解くという形になります。ただ、日本において禅宗とは何であって、どのようなものになっていったのか、という視点に立てば、他の仏教諸宗派はもちろん、儒教や易学といった中国思想や、日本の神祇思想など、様々な要素が関わってくる事態であり、禅宗のみにとどまる問題では無くなります。そのため、道元や鎌倉仏教に足を置きつつも、日本思想史として宗教、宗派や時代に垣根を設けない視野という部分も必要となってきています。

主要著作および論文

  • 著書
    ・『鎌倉期禅宗思想史の研究―〈日本禅宗〉の形成』、ぺりかん社、2011。
  • 論文
    ・「『正法眼蔵聞書抄』における円爾批判の意義」(『季刊日本思想史』第68号、2006年。)
    ・「『正法嫡伝獅子一吼集』における〈仏記東漸論〉」(『学習院大学人文科学論集』第15号、2006年。)
    ・「〈道元門下〉の立脚地」(『哲学会誌』第31号、2007年。)
    「江戸期曹洞宗における三教一致思想」他

担当の講義および演習

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趣味・特技等

娘を溺愛中。練り製品が苦手です。

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